百姓は明日に向かって走る

「策略」に関して論文や本を書く事になったら、どんなことを書く?「秘めた想い」の由来や歴史とかだろうか。もしくは、個人的な視点からの見解だろうか。

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雹が降った仏滅の昼は読書を

個人的に、嗜好や気になるものがあると思うけれど、それらを聞くのが大好き。
友人に質問してみると、金、パステルカラーの下着、母の事が好きとの事。
そして、男性の血管の見える手首。
最後に、ヨーロッパ系言語のひびき。
自分にはわからない。
リンゴ飴、素肌の上に薄手のニット、香水、ハイトーンヴォイスな男性が好きだと、話してみた。
まさに分からないと言われた。
まさにこれは、フェチという部類だという。

自信を持って口笛を吹く弟と飛行機雲
旅行で行きたくてどうしようもなかった所、それは真鶴。
初めて知ったのは真鶴という題名の川上弘美の文庫本。
内容が深く、自分の未完成な頭では、いまだに深い感心はできない。
でも、ストーリー中の真鶴地方の様子が好きで、まだ見ぬ真鶴に憧れを抱いていた。
静岡県の、神奈川県との県境にあるここ。
その突端が真鶴岬。
岬の先、海面から頭を出しているのは、三ツ岩という大きな岩が3つ。
一番大きな石の上には鳥居があって、海水が引くと歩いて渡れる。
願いが叶って、話の中のこの風景を観光することができた。
私のデジカメの中身はこの景色がたくさん。
宿のおじさんにまた来たいと言うと、喜んでくれた。

雲が多い火曜の明け方は歩いてみる

富士には月見草がよく似合うという有名な名言を記したのは文豪の太宰だ。
太宰治は、バスに乗って、御坂山塊を通り、今の甲府市まで向かうところだった。
そこで偶然にも一緒に乗ったおばあちゃんが「月見草」とつぶやく。
そこで、振り向いた太宰の視界に見えたのが月見草、と、富士の大きな裾野である。
富岳百景の一部のこの話は、富士を語るときに欠かせない。
多くの芸術に引っ張りだこの、3776mの名山だ。
どの位置から見ても同じく、美しい形をしているために、八面玲瓏という表し方がよく合うと口にされる。
全くだと思う。
私が好むのは雪をかぶった名峰富士だ。

一生懸命跳ねる彼女と穴のあいた靴下
今使用している部屋は、冷房も暖房もついていない。
そのために、扇風機とよく冷えたウーロン茶を飲みながら過ごす。
つい最近、扇風機をどかそうと思い、回したまま持ってしまった。
その後、扇風機の歯車が動かなくなったので「なんで?」と不思議に思い,よく見た。
気付かなかったのが、動きをストップさせているのは、まさしく自分の薬指だった。
ゆっくり抜くと、また歯は元気に回転を始め、邪魔をしていたその指からは血が垂れてきた。
なにも感じることもなかったが、注意しようと考えた。

ノリノリでお喋りするあの人と私

晩酌などのお酒のおともに、そこそこ体に良い食材を!と思っている。
しばらくのおつまみはトマト。
その前はサンマ。
それから、近頃は、湯葉だけれど、お金がかさむので断念。
昨日、新しいレシピを発見した。
だいたい80円くらいのエリンギ。
好きな大きさに切って、マーガリンで炒めて、味の素と醤油を少々ふりかけて整えたもの。
じゅうぶん値段は低いし、カロリーも低い気がしませんか。

雹が降った日曜の昼はビールを
1年前から、南九州に住むようになって大型台風をものすごく気にかけるようになった。
強風が全然違うからだ。
佐賀に住んでいたことも関東に住んでいたこともあるが、しかし、台風の強さが全然違う。
サッカーのゴールが動いていくと話を聞いた時は、大げさだと思ったが、事実だった。
風速がすごい台風が直撃した後は、高いヤシや大木は倒れ、海沿いの道はゴミでたくさんで車で走るのにも道を選ばないと通れない。
海沿いの民家では、車両のフロントガラスが割れたり、家のガラスが破損し、風が入って天井が壊れたりと本当かと考えていたようなことを目撃した。
真上を通らずにかすっただけでも風はめっちゃ強く、古い家に住んでいると家のきしむ音がすごく心配してしまう。

雲の無い大安の日没に想い出に浸る

此の程、大衆小説を読みとおすことは少なくなったが、一時前に水滸伝の北方謙三版に心を奪われていた。
過去に訳された水滸伝を軽く読んだ時は、粗末だと思い、心酔しなかったが、北方謙三版の水滸伝を読みあさったときは、ひきつけられて、読むのが止まらなかった。
仕事の休憩中や家に帰ってからの食事中、入浴中でも読みとおして、1日一冊ずつ読みあさっていた。
作中人物が血が通っていて、雄々しい登場人物がめっちゃいっぱいで、そこに心を奪われていた。

雲が多い休日の昼はこっそりと
アパレル屋さんって私には無理・・・と考えるのは自分だけだろうか。
毎日、完璧にコーディネイトしないと店のイメージが悪くなる。
私なんて、外で働くときはスーツ着るといいし、メイクだってしてればそれでよし。
お出かけの時は、自分がお気に入りの格好をすればいいし、家で仕事するときはワンピース一枚で問題ない。
このことから、おそらく、服を売るなんて商売には、向いていない。
服を選んでいると、店員さんが話しかけてきて流行や合わせ方を教えてくれる。
何度買い物に来てもそれに怖くなり、買わないで逃げてしまうのだ。
これも、店員さんって出来なさそうと思う大きな理由の一つだ。

風の強い仏滅の夕暮れに窓から

小さな時から、物語は嫌いじゃありませんでしたが、何気なく、家の本棚や図書館にある本を読んでいました。
ちゃんと考えながら読み始めたのは、高校生のとき。
クラスで、よしもとばななさんのムーンライトシャドウを学習してからです。
ストーリーは、恋人を亡くした主人公さつきの、高校のときの思い出がスタートです。
恋人を亡くすなんて経験なんてその時も今も、ないです。
しかし、高校生の私には主人公の絶望が重なってきました。
複雑な感覚でした。
主人公のさつきと、その時の私の年が近かった事、それもひとつの理由だと思います。
学校帰りに、その文庫本を買って帰ったのが本購入の初めての体験です。
このストーリーは、「キッチン」に収録されている作品です。
随分昔の作品ですが、ずっと輝き続ける素敵な作品だといわれています。

そよ風の吹く水曜の明け方に外へ
物語を読むのは域外の一つだけど全ての本が好きなはずはない。
江國香織の小説に凄く魅力を感じる
非常に長いこと同じ本を読んでいるほどだ。
登場人物の梨果は、8年を共にした恋人の健吾と別れてしまうが、そのきっかけの華子と一緒に住むようになるという少々変わった物語だ。
ラストは驚きが大きく大胆な形だととれるが、最後まで読んだうえで振り返ると「確かに、そうなるかもしれないな」という感じがする。
そして、使用する言葉や音楽、物など、魅力的。
ミリンダ一つにしても、かならず読み手が飲みたくなるよう書かれているし、べリンダ・カーライルや古内東子といった音楽が出ればついCDをかけてしまう。
ワードチョイスの方法が上手なのだろう。
他にも、「悲しい美しさだと思った」なんてセンテンスがどこから生まれてくるのだろう。
こういった文章に惹かれ、夜遅くに何度も同じ江國香織の文庫本を読んでしまう。
お気に入りの作家さんの小説との深夜の一時は夜更かしのきっかけなんだと思う。

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